【スマホ代が月額1,298円】節約してるのにまだ3大キャリアなの?格安simについて詳しく解説!
流石にいまどきドコモ?au?ソフトバンクソ(失笑)とかぼったくり3大キャリア使ってる人はいないですよね?
・・・いたらごめんなさい。
笑ってあげます。
僕は元々auで、毎月6,000円以上のスマホ代を払っていました。だいぶ前の話なので今はもっと安いプランが出ていると思いますが…。
それでも、大手キャリアのどんな安いプランでも、僕の1,298円には適わないでしょう。
↑【LINEモバイル】9月の請求
なぜ僕のスマホ代がこのように安くなっているのか…?
それは、『格安SIM』を使っているからです。
いまでは誰しもが聞いたことはあるかもしれませんが、今一度おさらいしておきましょう。
スマホ代が安くなる『格安SIM』って?
まず、SIM(シム)ってなんだよ・・・(哲学)
という方に簡単に説明すると、スマホの中に入っているICカードみたいなやつのことを言います。
スマホをネットや通話に繋がるようにするには、このSIMカードが入っていて、なおかつスマホの通信会社(ドコモなど)と契約している必要があります。
逆にSIMカードを抜くと、外でインターネットや電話が使えなくなります。 ※SIMが無くてもWI-FIに繋いでる間のみ、ネットだけ使えます。

『格安SIM』というのは、ただの略称です。 単に、安いからみんな分かりやすいようにそう呼んでいるって解釈でかまいません。
本来は『MVNO(Mobile Virtual Network Operator)』という総称があります。
格安SIM会社と契約して、あたらしく送られてくるSIMカードを刺すことで、いつもどおり通話もできてネットにも繋げられます。
そして毎月の料金も安い。基本的には通信量1GBで1,200円~が相場となっています。僕がLINEモバイルで契約しているプランです。
既存のキャリアと契約している人は、MNPで電話番号を引き継いで、キャリアをそのまま解約することも、もちろん可能です。
ちなみに格安simには原則として『2年縛り』、俗に言う契約して2年以内に解約で違約金をとられる、ぼったくり制度はありません。
ちょっと試してみて、合わなかったらすぐ解約することだって可能です。
ただ、一部ではMNPで契約したら最低1年契約などというところもあります…。契約前に説明はしっかり読むことをおススメします。
格安SIMってなぜ安いの?怪しいやつじゃないの?

大幅なコスト削減によって、その安さを実現させています。
決して怪しいとか、詐欺なんてものではない。ただ総括すると、品質が良くないからです。
良くないといっても必要十分であり、3大キャリアには及ばない、というだけです。
以下に詳しく解説します。
店舗がない
店舗がない、ということは人件費やテナント代がかかりません。よって社員教育もないし手厚い店舗対応もありません。
契約から解約まで、サービスの全てをネット上で完結させています。
一部のSIM会社では電話対応があったり店舗を構えたりしていますが、そのぶん料金も高くなる傾向があります。
独自の通信設備がない
格安SIM会社は全て、ドコモやソフトバンクなどの通信網を借りて運営しています。
ようするに、大手キャリアの通信網の搾りカスでネットに繋げる訳です。なので、そこらへんは後述するデメリットでもあるわけですが…。
格安SIM会社にとっては、通信のためのインフラ設備をたてる費用や維持費もかからないため、安く運営できます。
端末保証など、オプションで儲けている
契約と同時に「月額300円で端末保証付けますよ!」とか「月額300円で通話かけ放題ですよ!」
などといった、有料のオプションでお金を取る作戦である。
有料オプションをフルに使うなら、元々色んな保証が付いた大手キャリアでもいいかもしれません。
格安SIMのデメリットをまとめると…。
安い話には裏があるように、当然格安SIMにもデメリットはあります。
顕著になるのはやはりサービスや回線など、品質が悪いというところ…。
ネット完結型による不親切さ
この記事を見ている情報強者さんは大丈夫だと思うが、基本的になんでも自分で調べなければならない。というか説明がほとんどないんだ。
【例:大手キャリアで契約する場合】 店舗に行ってプランの説明を受け、契約する→端末を渡される→端末の説明を受ける、契約と同時に最初からネットに繋げられる。
【例:格安SIMで契約する場合】 HPを見てプランを自分で見て決める→スマホ端末を通販などで自分で買うorセット買い→SIMカードが送られてくる→自分でSIMカードをセットして、ネットに繋がるように自分で設定をする。
といった具合になります。お店に頼りきりで自分で調べる能力がない人は、なんだこれーってなるかも。
まぁ実際のところ言うほど不親切ではないですが。
通信が安定しない、遅いことがある
先ほどのコスト削減で言ったように、格安simは大手キャリアの通信網を借りている。
当然として通信の優先度はドコモのほうにあるため、格安SIMはいわば搾りカスで通信している…。
普段はあまり気にならないが、昼間と夜間などの混む時間帯は通信が不安定になることがおおい。
キャリアメール、独自サービス全て使えない
当たり前ですが@docomo.ne.jpや@softbank.ne.jpというメールが使えなくなります。
まぁこれはMNPで他社に乗り換えたときも一緒なので、格安SIMのデメリットというのは怪しいですが。
格安SIMを考えているなら、早急にyahoo!やgmailなどを無料のメールサービスをメインに使うことをおすすめしますね。
サポートが弱い。なんでも自分で解決する必要がある
「端末がおかしい!!ドコモショップいこ!!」「水に落とした!!動かない!店に持っていって直してもらう!」
こういう方々は特に要注意です。基本的に格安SIMは有料オプションで端末保証などつけない限りは、全て自己責任です。
端末を自分で買った場合なんか、自分でメーカーに問い合わせて、自分でメーカーに修理対応してもらわなければなりません。
クレジットカードが原則必須
大手キャリアのように、毎月の支払いに払込書を送ってくることは無い。
現金主義者にとってはツラいところだが、多くの格安SIM会社はクレジットカードの自動引き落としが必須になる。
実質、クレカを持っていない人は格安SIMを使えないことになりますが、銀行引き落としに対応しているところは少なからずあります。
関連リンク – クレジットカード不要!口座振替・デビットカードで契約できる格安SIM5社+α – XERA |
LINEの年齢認証ができない
3大キャリアでは認証はすんなり通るのですが、格安simは年齢認証ができない。
認証ができないと、友達追加するときに「ID検索」「電話番号検索」が使えません。
後述する主要sim会社のみ、年齢認証に対応しています。
デメリットは以上になります。総合すると格安SIMに向いている人は以下となります。
格安SIMに向いている人はこんな人たち。
- 【キャリアメールを使わない】 gmailやyahooメールなどをメインに使っている。
- 【キャリアサービスを使わない】 auスマートパスなど、独自サービスが不要。
- 【分からないことは自分で解決する能力がある】 グーグル検索で調べられる能力がある。極力サポートに頼らない
- 【家や職場にWI-FIを設置。4G通信をほとんど使わない】 格安SIMは回線品質は良くない。家でも4Gや3Gなどをメインに使っている人はストレスになるかもしれない。
- 【スマホ選びは店員に頼らず、自分で決められる】 Amazonなど、ネット通販にいくらでもスマホが売っています。
以上に該当する人は、もはやドコモやソフトバンクなど3大キャリアを使う意味はまったくない。
格安SIMに乗り換えたところで、使用感はほぼ変わらず、ただ使用料が安くなるだけになります。
格安simは分かった。ところでキャリア会社以外のスマホ会社ってなにがある?
主要のところでは楽天モバイル、LINEモバイル、Yモバイルなどがありますが、じつは格安sim業者は全部で10社以上はあります。
「10社とか多すぎるだろ…。どこの会社がいいんだよ!?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし安心してください。格安SIMはいまじゃ参入が多すぎて、ほとんどの無名会社はあっという間に潰れます。
せっかくMNPまでして乗り換えたのに、潰れてしまっては手間が増えますよね…。
とりあえず聞きなれた会社にしておけばOK!
さきほど述べた3つの格安sim会社は、楽天やYahooなど大手の会社が経営しているため、潰れる可能性は限りなく低いはずです。
こういった大手のほうから選んでおけばまず間違いないです。
以下に、長年運営されている、おすすめの格安sim会社を紹介していきます。
1.【楽天モバイル】
格安スマホ契約数No1※1を誇る、楽天が経営しているsim会社。
利用料金に応じて楽天ポイントが貯まったり、支払いに楽天スーパーポイントを使うことが出来る。 また、通話付きのsimと契約することで、楽天市場のポイントが2倍になるなど、
楽天ユーザーにはおすすめのsimカードです。
料金プラン(ドコモ回線 au回線)※価格は税抜き表示です。
通話付sim | 050データsim(SMSあり) | データsim(SMSなし) | |
ベーシックプラン(高速通信なし) | 1,250円 | 645円 | 525円 |
3.1GB | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
5GB | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GB | 2,960円 | 2,380円 | 2,260円 |
20GB | 4,750円 | 4,170円 | 4,050円 |
30GB | 6,150円 | 5,520円 | 5,450円 |
追加オプションサービス
- 10分電話かけ放題オプション(月額850円)
- スマホ修理、新機種交換オプション(月額500円) etc…
2.【LINEモバイル】
誰しもが聞きなれているであろう、あの『LINE』が運営しているsimです。
シンプルで分かりやすい料金プランと、LINEアプリやLINEミュージックなど、 LINEに関する様々なサービスと連携させているのが特徴です。
利用料に応じてLINEポイントが貯まったり、プランに応じてLINEアプリやTwitterアプリの通信量が無制限に使えるなどのオマケもあります。
僕も通話付きの1GBプランでメインに使用しており、一番おすすめできる格安simです。
料金プラン(ドコモ回線 ソフトバンク回線)
通話付sim | データsim(SMS付き) | データsim | |
1GB | 1,200円 | 620円 | 500円 |
3GB | 1,690円 | 1,110円 | |
5GB | 2,220円 | 1,640円 | |
7GB | 2,880円 | 2,300円 | |
10GB | 3,220円 | 2,640円 |
※価格は税抜き表示です。
追加オプションサービス
- 10分電話かけ放題オプション(月額880円)
- 端末保証オプション(月額450~500円) etc…
3.【mineo】
格安simの中でも珍しく、ドコモ、au、ソフトバンク3つの回線が使えます。 そのため、ほとんどの人が機種を変えることなく乗り換えできます。
他ユーザー間で通信料を分け合える「フリータンク」など独自のサービスがあります。
先に紹介した二つの格安sim会社よりも一番の古株であり、サポートも他社よりも手厚く息の長いsimであるため、格安sim初心者におすすめです。
料金プラン(全回線対応)※契約する回線によって料金が異なります。
通話付sim | データsim | |
500MB | 1,310~1,750円 | 700~790円
|
3GB | 1,510~1,950円 | 900~990円 |
6GB | 2,190~2,630円 | 1,580~1,670円 |
10GB | 3,130~3,570円 | 2,520~2,610円 |
20GB | 4,590~5,030円 | 3,980~4,070円 |
30GB | 6,510~6,950円 | 5,900~5,990円 |
追加オプションサービス
- 10分電話かけ放題オプション(月額850円)
- 持ち込み端末保証サービス etc…
数社使い分けた結果…。一番のオススメはLINEモバイル!!
僕が実際に3社ほど(楽天モバイル、LINEモバイル、mineo)使い分けた結果、
LINEモバイルが一番使いやすくて満足度が高かったです。理由は以下の通り。
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僕的には、低用量でも良いならばLINEモバイル一択感があります。
おわりに。二年縛りがまだ残ってる人でも、いますぐ格安simに変えるべき
「まだ二年経ってないから変えられない…」なんて思ってる方いませんよね?普通に変えられますよ。
ただし、その場合は違約金として10,000円前後のお金が取られます。
でも格安simに変えたら、月額いくら浮くか考えてみてください。
僕の場合は6,000円から1,300円になったので、4,700円安くなったんですよ。違約金なんて、たったの三ヶ月で元が取れちゃいますよね。
年間でみてもばかにならないので、残り二年まで遠ければ遠い人ほど、今すぐにでも格安simに乗り換えるたほうがオトクですよ。
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