【画像あり】料理を全くしなかった僕が約一年、毎日自炊を続けた結果

2018年6月29日料理

低収入で生活していくにあたって、『自炊』というのは切っても切りきれない存在です。

それはなぜか?というと、ずばり食費が浮くと思うからでしょう。実際に浮くかどうかはまたあとの話です。

お金があれば外食したり、弁当を買う余裕が出てくると思うのですが

僕たちの場合、そんな余裕もなく外食を月一多くて二回の頻度に抑えて生活しています。

これは同棲始めた頃から、ずっと変わらない習慣です。

そして、料理が苦手だという同居人のA子さんに代わり、僕が調理担当ということになってます。

では、料理知識レベル0だった僕が去年の9月ごろから今までに、料理を毎日続けた結果どうなるのかを見ていきたいと思います。

まず初日~基本から覚えなければ始まらなかった

いまは便利な時代になったもんで、食べたい物を検索すればすぐにレシピが出てくる時代ですよね!

もうネットされあればなんでも作れてしまうのでは…?と

そう思っていた矢先に、ある事でつまづく事になってしまいました。

「えーとまずは肉じゃがを作ろうかなオーケィグーグルぅ!

なんて、調子よく肉じゃがのレシピを調べてみたものの…次々とよく分からない単語が出てきます。

『ん?玉ねぎをクし切り…?じゃガいものメを取り皮ヲ剥き?』


??( ^ω^)・・・??


いや、料理をする人にとっては何てことはないと思うんですけどね、

最初はほんとに何も分からないんですよ。

「くし切りってなんだ!?じょがいも皮どうやって剥く?!芽って何…」って状態でしたね。
なので一個一個調べたりなんなりでほんと、大変でした。なにが大変って、それが毎日なんですよね。

毎日料理するとなれば当然別の料理を毎日作ることになります。僕が毎日同じ料理を食べるのが嫌なのでそうしてました。

なので、他にもみじん切りの仕方やいちょう切り…短冊切り…
材料によっては事前に水に漬けるものや茹でる必要があると言うことも調べたり←これは未だに忘れる時ある

料理を作る前にまず、材料の下ごしらえのやり方から覚えなければいけなかったんです。

 

基本は覚えられた。そこから先は…

下ごしらえに関する知識は日が立つに連れてそれなりに分かってきます。

まぁ覚えられるかは別として。

で、肝心な料理ですが最初は結構失敗しましたがありました。

初期の頃の画像があるので、まずはそちらをお見せします。

※画像クリックで拡大します

こちらは同棲から一週間くらいで作った酢鶏中華サラダです。

どちらもレシピを見ながら作りました。

こうしてみると普通に美味しそうですが、味は良かったものの酢鶏の玉ねぎや人参など野菜全て生焼けで、失敗だったと記憶してます。

続いてこちら↓


カボチャコロッケ
鳥手羽元と大根の煮物、画像の日付データ的に同棲三週間くらいですかね。
確か普通に美味しかったです。

以上が同棲初期の頃に作った料理です。我ながらちゃんと作ってると思います。

それからも毎日、時々同じものを作ったりでしたが、別の料理もそれなりに作っていきました。

直近の料理画像がこちらです↓

↑こちらは、この記事を書いている一週間前くらいに作った唐揚げ小松菜の胡麻和え切り干し大根です。

こうして見比べるてみるとなんとなく上達してるように見えますね!

美味しくできるようになったのか

唯一、野菜を切ったりする速度は確実にはやくなってくるので、調理にかかる時間は減ってきてるのは実感できます。

それに伴って、時間をかけずに料理の品数も増やす事ができるようになるので、そういった意味では上達してるのかな?とは思います。

しかし一方で、美味しくできるようになった!

というようなことは実感出来なかったです。

料理なんて物は、初めて作るものでもちゃんとレシピさえ見て作れば、しっかりそのレシピの美味しい料理になってくれます。

そしてまた同じものを一ヶ月後に作ろうと思い立ったとき、同じレシピを見て作るわけです。

初めて作ったときの味と変わりません。

それどころか段々慣れてくるとレシピを見るのが億劫になり、材料だけぱっと見て調味料の配分が適当なり、味のブレが大きくなってきます

上のケースは僕だけかもしれませんが、このような自体が起きると途端に美味しいものができなくなってきます。

正直な話自炊初めた当初の方が美味しい料理は出来ていたと僕は感じてます。

そして段々作っているうちに、僕はあることに気づいてしまいました。

レシピで育った弊害がある

久々に実家に帰ってきたときに、母親とよく料理について話をするのですが

その話を横で聞いてる父親から言われることがあるんですよ。

「もうお前何でも作れるんじゃねえの?」
と。

なるほど。やっぱり、料理を作り続けた人は自然と、作ったもの以外に色んなレパートリーが増えていくものだと思われるのか…。

それについて僕は思わず「いやぁ…それはない」と否定してしまいましたね。現実、僕が全然何も料理の幅など身についていなかったので

唯一、野菜を切る速度だけは流石にあがっては来ましたが、初期から今でもずっとレシピを見ながら料理しています。

それが例え以前作った物だとしても。

作ろうと思ったものはまずレシピを確認します。レパートリーが勝手に増える、なんてことは全然無いのです。

レシピを見ずに作れるのはせいぜいお浸しなどの簡単なもの程度です。

悲しいことに、僕にはこれ以上料理の幅が広がったり、上達するようなセンスが無かったのです。

いや、といよりはレシピサイトを見て作っているようでは、そのレシピの物を作れるだけの凡人止まりでしかないのです。

例えレシピ通りの肉じゃがを作れたところでその肉じゃがを作れるようになるだけです。

レシピには基本材料であるみりんについての説明がありません。ただ必要材料名が書いてるだけ。

それらが他になにかに使えるにしても、作れるような応用力が身につかなかったのです。

料理の腕を上げるには

僕が料理の腕を上達させるのに一番感じた事は、

レシピを学ぶのではなく料理について学ぶこと
なんだと思いました。

まず基本を学ばなければ、応用できる力が身に付かないんです。

仮にセンスのある人間なら、自分からオリジナルレシピを研究したり、相性の合う調味料なんかもすぐに発見出来ます。

しかし、センスがない人が創作に走ったところで単調な味に異様な食感の物質ができる程度です。

もしも料理について真剣に学びたいと思い立った暁には

  1. 料理教室に通う
  2. 料理本で勉強する

などの取り組みを行うと効率が良いでしょう。

料理教室に通うことで、自分のだめな部分や苦手な部分を、専門の先生がしっかり指摘してくれます

これは動画や本にはない料理教室の強みだと思ってます。

料理本では、今まで漠然と捌いて焼いてただけの魚も、プロの盛り方や様々なおろし方など、専門的なことまでしっかり学べるでしょう。

もしも、ネットのレシピを見てただひたすら作っているだけでは僕のようにすぐに限界が来るので、料理を真剣に学びたい場合はこれはやめることですね。

最後に

自炊の目的は安く済ませたいから、健康をかんがえてるから等人それぞれです。

今回はその目的の一つである料理がうまくなりたい人向けに合わせて書かせていただきました。

一言でいえば、作り続けることも大事ですが、学ぶことはもっと大事だねということですね。

現代では働く女性が増えてきており、レトルトや惣菜なども美味しいものが増えてきたため、料理をしない女性が増えてきております。

しかし料理とは無縁な家庭で育ってしまった子供は、料理とは無縁な大人が出来上がります

そのような事にならないためにも、男女問わず料理はできたほうが良いでしょう。

今後自炊を始める方のために、なにかの参考になれば幸いです。