節約目線で考える、絶対に『鉄フライパン』をおすすめする3つの理由

2018年7月2日料理

相棒のリバーライトくん

どうもふっしーです!

同棲する時の調理器具を買う手前、僕はすご~~~く悩んだことがあります。

それは、そう。

料理に使う『フライパン』について!!

フライパンに扱う材質には、アルミ製、銅製、ステンレス製、そして『鉄製』があるのはご存知でしたか?

今回はこの『鉄製フライパン』ついておすすめしたい理由を、節約目線で書いていきますよ。

おすすめ理由① 耐用年数が桁違い

一般的にスーパーで多く売られているフライパンは、アルミ製の表面にテフロン加工を施したフライパンです。
軽くてこびり付きにくく、扱いやすが特徴的です。

使用環境によって異なるが、寿命は持ってせいぜい2~3年。

寿命を迎える基準は、表面のテフロンが剥がれた時で、寿命を迎えたまま使い続けると中のアルミがむき出しになる。
アルミが露出したまま使うと食材がとてもくっつき安く、焦げやすくなってしまいます。

まともに調理するのが困難になり、買い替えが余儀なくされます。

しかし一方で鉄フライパンとなると、テフロンコーティング等はされていなく、初めから鉄部分がむき出し。
コーティングを気にせず、ずっと使い続けることができる

例え少し凹もうが金属でガリガリ削ろうが、フライパンとしての機能を維持し続けるので、当然買い替えの必要はなくなります。

そんな鉄フライパンの耐用年数は、なんと10~100年と言われています
年数が大きく異なるのは、持ちて部分が木柄だったり金属だったり、リベット部分の耐久力等にも差があるからでしょう。

そして木柄の場合でも、持ちて部分のみの交換が可能となっている商品があり、本体自体は半永久的に使えるものも存在する

結論的に言えば2、3年でテフロン買い換えるよりも、同じ値段で買えるような鉄製を10年以上使ったほうが結果安く済むでしょう。

おすすめ理由② 鉄分が摂取できる

鉄鍋で調理するだけで、ついでに鉄分が食材に溶出してそのまま栄養になってくれるのは嬉しい棚ぼたである。

以下に、鉄鍋で様々な調味料を使用して実験を行った参考文献の要約部分を抜粋しておく↓

 一般の調理に鉄鍋を使用することによりどの程度の鉄が溶出するかについて検討し,以下の結果を得た 。 
1.鉄の溶出量は添加調味料に影響され、食酢、トマトケチャップ,食塩の順に多く,特に食酢添加における鉄溶出量は顕著に増加した、、さらに加熱時間が長いほど,鉄溶出量が増加した。 
2.鉄の溶出量は油の使用により減少する傾向がみられた。
3.鉄鍋で調理した食物中の鉄含量はステンレス鍋で調理したものに比べて多かった。
4.鉄鍋,鉄びんから溶出した鉄の78− 98%が吸収されやすい2価鉄であり,中でも食酢添加では98%とほとんど2価鉄で,しかも安定性に優れていた。以上の結果は,調理における鉄鍋の使用は生体利用性の高い鉄摂取量を増加させ,貧血改善に有効である
引用元:調理中に鉄鍋から溶出する鉄量の変化(43)

以上をまとめると、酸性の調味料を使用して煮込み料理を行えば最も鉄分補給効果が期待できる
いつもの煮物に少量クエン酸を加えたり、トマトやケチャップを使ったミートソースなんかが良いでしょう。
 
また、文中には調味料と水だけを煮込んだ場合の鉄分の溶出量をmg単位で記したものがある。以下にまとめます。

油分を全く加えずに、醤油25mlと水500mlを1分間煮ただけで約1.04mgもの鉄分の溶出が確認されています。
更に、水500mlに食酢10%を加えて5分加熱実験した場合、6.00mgを超える量になったそうです。(多すぎる…)

そして、人間の一日の鉄分推奨摂取量は、一般的な成人男女であれば6.0~7.0mg、生理中の女性であれば10mgとされています。

こうして見ると鉄鍋の鉄分溶出量もなかなか無視できない程の量どころか、場合によっては主要な栄養源になりそうですね!

しかしここで注意したいのが、水だけを加熱した場合では鉄分の溶出はほとんど無かったことと、油を多く使った炒めものや揚げ物調理をした場合には、鉄分の溶出の妨げになっていたという点も覚えておきたい。

以上の参考文献を元に考えると、普段の調理に鉄フライパンを使い続けることで鉄分補給が出来るため、結果そのための食材やサプリメントを摂る必要が無くなってくる

食費だけでなく、余分なカロリーも抑えてダイエットにもプラス効果がありますね!

おすすめ理由③洗う時に洗剤が必要ない

これは鉄鍋使用者では賛否のある話ですが、基本的に鉄鍋は洗剤で洗ってはいけないと言われていますね。

これは、せっかく調理で染み付いた油分が洗剤で洗うことによって、その油分を落としてしまうことになるからだそう。
それにより、食材がくっつきやすくなる等、利便性を損ねてしまうためでしょう。

なので、鉄鍋を洗う場合は金属タワシや亀の子タワシがおすすめ
これはこれで使い捨てスポンジと違って長く使えるので経済的ですよ。

僕は金属と亀の子両方使い分けてますが、ステンレスの方が汚れはかなり落ちやすい反面、油分も結構落ちやすい感じ。
軽い汚れの場合は亀の子タワシを積極的に使ってます。

節約的な観点から見ても、なるべく洗剤を使わない方が良いので助かりますね。

更に、染み付いた油分量によっては次回の調理に油を敷かずに済み、油も節約できます

以上のことから、洗剤の節約、油の節約になり良いことづくめです!

おわりに

以上、節約目線でおすすめする鉄フライパンのススメでした!

フライパンは重いなどのデメリットはあるけど、男の僕からしたらそんなデメリットはあってないようなもんです!
そして女性でも扱えるくらい軽量なものもあります!あまりオススメはしませんが…。

そして結局僕は、悩みに悩んだ結果鉄フライパンを3つ使い分け、テフロンフライパン(めったに使わない…)一個といった環境で落ち着きました。
そろそろ最初に買った鉄パンも使用一年になるからぼちぼちレビューしていきたいなぁ。

ではまたーノシ

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